「ボンビーガール」
この由来はここにある。
ホームセンターを巡りに巡って
こんな素晴らしい処を発見した1ヶ月前。
店員のおじさんに
私「この工房、私が使ってもよろしいんでしょうか。。?」
おじさん「いいですけど、ニシムタ(お店の名前)で購入された材料でお願いしますね。工具は無料でお貸ししていますから。」
私「そうなんですね!!!是非使わせていただきます!」
おじさん「何を作るんですか?怪我しないでくださいよ〜!」
私「私、今、古民家を改造してるんです!テーブルとか、色々手作りしたくって!でも、知識がないんです。そんなことやったこともなくて!でも、やる気だけは人一倍ありますので、これからよろしくお願いします!!!」
おじさん「あ〜!あのーなんですか?流行ってるボンビーガール?」
私「はい?ボンビーガール?それってなんですか?」
おじさん「テレビでやってたでしょう?古民家を改造する女の子!」
私「私、アメリカに13年住んでるのでテレビ番組は知らないんですけど、そうです!まさにそんな感じで自力で古民家改造しようと思って!!」
テレビ番組でもなく
ガチで古民家改造をしようと、でっかすぎる夢と勇気だけを背負って帰ってきた。
そう、私がリアルボンビーガル。笑
お金に困ってて可哀相な子って思われてるところも確か。笑
でも、リアルボンビーガールはお金には困ってないのです。
あ、有り余ってるとかって意味じゃないです。
ライフラインのない生活は、自力で一から立ち上げてみたいという
無茶振りなワガママのせいで
お水がない、ガスがない=お風呂がない。
ない物だらけの生活は、実はお金よりも価値のあるものを提供してくれる。
お風呂は、温泉にお金を払うことで、お風呂はもちろん入れるけど
それ以上に地元の人と繋がれて
今日も、私のことを心配してくれるお節介なおじさんから
花の苗や珍しいハーブの種なんかを頂いた。
そしていっぱいお話ししてくれて、経験あるイノシシ対策なんかも教えてくれたり。
YouTubeやピンタレストなんかで色々研究して
こんなマイガーデンを自力で作りたいが為に
幼稚園児でも描けるような平面デザインをニシムタに持って行き
店員のおじさま方にアレヤコレヤとしつこく聞きまくる
超迷惑なお客さんになって
心優しいおじさまの助言の元
土台となる木材を2回運んで
なんと言う事か、
「乗り掛かった船だ」
と、お休みの日におじさんが出向いてくれて
基礎工事の指導に当たってくれた!!
業者に頼むお金はないけれど、笑
頼んだら、こんな繋がりをゲットすることは絶対に無理!
ここにフェンスが建つ日はそう遠くなくなって
おじさんには、
「隠れ家的な場所が出来ることを祈ってる。中途半端にやっちゃダメだよ。僕も応援してますから、頑張って!」
そんな声をかけてもらって。
「気軽に遊びに来れる場所を絶対作ってみせます!」
電気がないって言ったら、
今使ってないって言う充電式の工具を充電器2個もつけて貸してくれた。
人の繋がりや心はお金では買えない。
みんなが応援してくれて
知識を貸してくれて
時に労力まで
見ず知らずの私に貸してくれるから
私は絶対にやり遂げなきゃいけない。